京都食ビジネスプラットフォーム健康機能性部会研修会を開催しました

株式会社My Landは、2026年1月20日(火)、京都経済センターにて開催された「京都食ビジネスプラットフォーム 令和7年度 健康機能性部会研修会」に参加し、代表取締役の住吉彩が健康機能性部会プロデューサーとして登壇しました。当日は、管理栄養士の視点と機能性表示食品の開発・事業化の視点を組み合わせ、健康食品を生活者にとってより良い形で届けるための考え方を共有しました。
「機能性表示食品でビジネスを切り拓く!実践ワークショップ」を開催しました
今回の研修会は、「機能性表示食品でビジネスを切り拓く!実践ワークショップ」をテーマに、京都食ビジネスプラットフォーム健康機能性部会の取り組みとして開催されました。
My Land代表の住吉彩による「管理栄養士の視点で見る健康食品」に加え、たしかにプラス株式会社 代表取締役 深谷泰亮氏による「支援側とメーカー側を担ってわかった機能性表示食品の実際」、さらに商品開発・表示設計を考える実践ワークショップが行われました。
今回のお知らせについて
京都食ビジネスプラットフォームでは、農林漁業者や食関連事業者など、多様な事業者の連携による新たなブランド力・付加価値の創造やマーケット開拓を目的として、テーマごとに専門部会を設置しています。
健康機能性部会では、食品や素材が持つ健康価値を、生活者にとって分かりやすく、継続的な事業につなげていくことをテーマの一つとしています。今回の研修会では、健康食品を「作る側」だけでなく、「生活者に届け、実際の生活の中で活用してもらう側」の視点も交えながら、商品開発や情報発信について考えました。
- 開催日:2026年1月20日(火)
- 時間:14:00~16:30
- 会場:京都経済センター 4-F 会議室
- 主催:京都食ビジネスプラットフォーム
- テーマ:機能性表示食品でビジネスを切り拓く!実践ワークショップ
- 登壇:住吉彩(京都食ビジネスプラットフォーム 健康機能性部会プロデューサー/株式会社My Land 代表取締役)
- 登壇:深谷泰亮氏(たしかにプラス株式会社 代表取締役)
今回の背景と目的
健康食品や機能性表示食品は、成分や機能性だけでなく、「誰の、どのような困りごとを解決する商品なのか」「日々の食生活の中でどのように取り入れてもらうのか」という視点が重要です。
管理栄養士が生活者から相談を受ける現場では、「種類が多くて比較できない」「自分の悩みに合う商品が分からない」「似た商品が多く、選ぶ決め手がない」といった声に接することがあります。また、健康食品だけに頼った食生活や、医薬品との飲み合わせ、複数商品の重複摂取など、安全面も含めて考える必要があります。
そこで今回は、管理栄養士が生活者と接する中で感じる課題と、実際に機能性表示食品を開発・販売する事業者側の視点を一つの研修会で扱い、商品開発から表示、販売、継続的な活用までを考える機会としました。
今回の主な内容
管理栄養士の視点で見る健康食品
住吉からは、健康食品や保健機能食品の基本的な位置づけを整理したうえで、管理栄養士が生活者から受ける相談や、健康食品との付き合い方について紹介しました。
健康食品を選ぶ前に、まず日々の食事や生活状況を把握し、不足や偏りの原因を確認すること。そのうえで、対象者のライフスタイルに合わせ、食事を基本としながら必要に応じて健康食品を補助的に取り入れるという、管理栄養士ならではの視点をお伝えしました。
健康食品を開発する際に大切にしたい7つの視点
講演では、健康食品を作る事業者に向けて、商品設計・情報発信の段階で大切にしたい視点も紹介しました。
- 「誰の、どんな困りごと」を解決するのかを最初に絞る
- 根拠を過度に言い切らず、条件を含めて誠実に伝える
- 安全性を商品完成後の確認事項ではなく、設計の起点にする
- 健康食品を「食事の代替」ではなく「生活に組み込む補助」として考える
- 表示・広告・店頭・ECなどで伝える内容の意味をそろえる
- 品質という目に見えにくい価値を、根拠をもって示す
- 売って終わりではなく、運用を通じて信頼を積み重ねる
支援側とメーカー側、両方の視点から見る機能性表示食品
たしかにプラス株式会社の深谷泰亮氏からは、機能性表示食品の開発支援に携わる立場と、自社商品を開発・販売するメーカー側の双方を経験した視点から、制度や市場、エビデンス、表示設計、販売について解説いただきました。
届出を受理されること自体をゴールにせず、最終的にどのような商品として、誰に、どのように届けるのかを想定しながら設計することの重要性など、実際の商品開発につながる内容が共有されました。
商品開発・表示設計を考える実践ワークショップ
後半には「今日から使える!機能性表示食品 開発・表示設計ワークショップ」を実施しました。参加者自身が機能性表示食品を開発すると仮定し、「どのような対象者に、どのような商品を届けたいのか」などを考え、グループで共有する構成です。
制度やエビデンスを学ぶだけでなく、自社の商品・素材・顧客との接点に置き換えて考えることで、健康価値を事業にどうつなげるかを具体化する時間となりました。
今後について
健康を意識した食品や機能性表示食品を社会に届けるためには、制度への対応や科学的根拠だけでなく、「誰の生活を、どのように良くしたいのか」という起点が欠かせません。
My Landでは今後も、管理栄養士の専門性と生活者視点を生かしながら、食品・ヘルスケア分野の商品・サービス開発における課題整理、企画設計、専門家との連携、検証などを支援してまいります。
食・健康分野の商品・事業開発をご検討の企業様へ
「健康価値を持つ商品を開発したいが、誰を対象にすべきか整理できていない」「専門家の視点を開発段階から取り入れたい」「生活者に伝わる健康価値を設計したい」といった段階からご相談いただけます。
My Landでは、管理栄養士の紹介にとどまらず、課題整理、企画設計、適任者の選定、関係者との調整、進行管理、品質確認まで、プロジェクトに応じた支援を行っています。







