管理栄養士30名が「すっぽん小町」を1か月試飲・評価|専門家の声を商品訴求に生かす取り組み

健康食品や化粧品などを「ていねい通販」を運営する株式会社生活総合サービス様から、健康食品「すっぽん小町」について、管理栄養士による評価を通じて、商品を検討する生活者へより安心して選べる情報を届けたいというご相談をいただきました。My Landでは、管理栄養士30名の選定、商品説明会・事前学習会、1か月間の試飲、アンケート設計・回収、集計・分析、レポート作成までを一貫して設計。専門家としての評価だけでなく、実際に生活へ取り入れた際の利便性や工夫まで収集し、今後の情報発信や販促を検討できる材料として整理しました。
今回の取り組みで変わったこと
- 自社から商品の特徴を伝えるだけの状態から、食の専門家による評価を加えて情報発信を検討できる状態へ
- 一度試した印象だけではなく、1か月間生活に取り入れたうえで商品を評価できる状態へ
- 管理栄養士を集めるだけではなく、商品説明から試飲、回答回収まで同じ目的を共有して進められる体制へ
- 「良い・悪い」だけの感想ではなく、利便性や取り入れ方の工夫まで確認できる調査へ
- 30名それぞれの意見を集めるだけでなく、共通する傾向や特徴を分析できる状態へ
「体に入れるもの」だからこそ、自社からの説明だけでは届かない安心感があった
今回のクライアントである株式会社生活総合サービス様は、「ていねい通販」を通じて健康食品や化粧品などを生活者へ届けています。今回対象となった「すっぽん小町」についても、商品の特徴や企業として大切にしている考えを自社から発信してきました。
一方、健康食品は「体に入れるもの」であるため、購入を検討する生活者が不安を感じることもあります。クライアントは、自社から商品の特徴を説明するだけでなく、食の専門家による評価も加えることで、生活者が商品を検討する際の安心材料を増やしたいと考えていました。
ただし、「管理栄養士が評価した」という結果だけでは、なぜその評価になったのか、実際の生活に取り入れやすいのかまでは分かりません。そこで必要だったのは、専門家の肩書きを商品に付けることではなく、商品を一定期間利用し、専門性と生活者としての体験の両方から評価できる仕組みでした。
My Landが立てた仮説|専門家の評価を、生活者が商品を選ぶための情報へ変える
My Landでは、今回の取り組みを「管理栄養士30名へのサンプリング」とは捉えませんでした。重要なのは、専門家から評価を得ることそのものではなく、その評価を通じて、生活者が商品を検討する際に参考にできる情報を増やすことです。
そのため、商品を送って感想を聞くだけではなく、まずクライアントから商品の特徴や今回確認したいポイントを管理栄養士へ直接説明する機会を設けました。そのうえで1か月間商品を試飲し、専門家として注目した点だけでなく、日常生活の中で感じた利便性や取り入れ方の工夫についても回答してもらいました。
企業が持つ商品情報と、管理栄養士の専門性、実際に利用した生活者としての体験を組み合わせることで、「企業が伝えたいこと」と「生活者が商品選択時に知りたいこと」の両方を整理できるのではないか。これが今回の仮説です。

商品説明から約1か月間の試飲、分析までを一つの検証プロジェクトとして設計
1.最初に「何のために専門家の評価を得るのか」を整理
はじめに、クライアントが今回の取り組みを通じて何を実現したいのかを確認しました。単に「管理栄養士から良い評価を得る」ことを目的にせず、専門家が商品のどこに注目するのか、生活者へ伝える際にどのような情報が参考になるのかを確認できるよう、調査の方向性を整理しました。
最終的に今後の情報発信や販促へ活用することも想定し、専門家としての評価と、実際に商品を利用した際の体験の双方をレポートで取得できる構成としています。
2.目的に合わせて管理栄養士30名を選定・依頼
My Landの専門家ネットワークから、今回の目的や実施条件に合わせて30名を選定しました。参加候補者への案内、参加意思の確認、条件共有、商品受け取り状況の確認などもMy Landが窓口となって進行しました。
複数の専門家を集めるだけでは、参加者によって商品への理解や評価する前提が異なります。そこで、参加者全員が調査の目的を理解したうえで商品を試せるよう、事前説明まで含めてプロジェクトを設計しました。
3.商品説明会・事前学習会で、企業と専門家の認識をそろえる
試飲開始前には、オンラインによる商品説明会を開催しました。クライアントから管理栄養士へ商品の特徴を直接説明し、今回どのようなポイントを確認したいのかを共有しています。
クライアントからも、この事前説明によって「今回評価してほしいポイントが明確になり、アンケートの目的にぶれが生じにくくなった」と評価いただきました。専門家を後から評価者として参加させるのではなく、評価前から企業と目的を共有することが、今回の重要な設計の一つです。

4.1か月間、実際の生活の中で「すっぽん小町」を試飲
管理栄養士30名が「すっぽん小町」を1か月間試飲しました。短時間の商品体験だけではなく、一定期間日常生活へ取り入れることで、商品の印象に加えて、継続する中で感じた利便性や取り入れ方の工夫なども確認できるようにしました。
クライアントからも、「食の専門家としての観点だけではなく、1か月試飲したことで、利便性や取り入れるうえでの工夫までフィードバックが得られた」という声をいただいています。
5.「良かったか」だけで終わらないアンケートを設計
アンケートでは、商品の印象だけを確認するのではなく、専門家として注目した点や、生活の中で取り入れる際に感じたことなども回答してもらいました。
複数の回答を比較し、どのような意見が共通しているのかを確認できるよう設計するとともに、回答状況を確認しながら回収を進め、30名規模の調査をMy Landが進行管理しました。
6.30名の回答を、次の施策を考えられるレポートへ
回収した回答は、数値として確認できる傾向と自由記述による意見を分けて集計・分析しました。肯定的な意見だけを抜き出すのではなく、商品の魅力として伝えやすい点や、今後の情報発信を検討する際に参考となる意見を整理しています。
最終的には、一人ひとりの回答を並べるだけではなく、クライアントが今後の情報発信や販促、商品展開を検討する際に参照できるレポートとしてまとめました。
専門家の役割も「評価する人」から「商品の伝え方を一緒に考える人」へ
管理栄養士|専門知識と実際の利用体験の両方から判断
今回の管理栄養士の役割は、商品を試して「おすすめ」とコメントすることではありません。商品説明を理解したうえで1か月間実際に利用し、専門家としてどこに注目したか、生活者としてどのように感じたかを回答しました。
食や栄養に関する知識を持つ専門家でありながら、自身も一人の生活者として商品を利用する。その両方の視点があることで、企業からの商品説明だけでは見えにくい情報を収集することができました。
クライアントから直接商品情報を受け取り、評価の前提を共有
事前の商品説明会では、クライアントから管理栄養士へ商品の特徴を直接説明しました。完成した資料だけを受け取って評価するのではなく、クライアントが今回何を確認したいのかを理解したうえで試飲を開始することで、調査目的とのずれを減らしました。
専門家を単なる「回答者」として扱うのではなく、企業と同じ目的を理解したうえで商品を検証する参加者として設計した点が、今回の取り組みの特徴です。
専門家の評価を、生活者が商品を選ぶ際の情報へ
- 管理栄養士30名による商品評価をデータとして可視化
- 1か月間の試飲による具体的な利用体験を収集
- 専門家としての視点と生活者としての感想を両方取得
- 短時間では把握しにくい利便性や取り入れ方の工夫を確認
- 今後の情報発信や販促を検討する際にも参照できるレポートを作成

株式会社生活総合サービス ご担当者様の声
今回の取り組みについて、「ていねい通販」を運営する株式会社生活総合サービスのご担当者にお話を伺いました。
健康食品を販売する中で感じていた課題から、管理栄養士30名と1か月間の試飲・評価を行ったことで得られた気づき、My Landと取り組んだ理由まで振り返っていただいています。

やはり「体に入れるもの」という点から、ご不安な気持ちがあることも事実です。
長く安心して取り入れていただきたいという発信を自社からだけでなく、食の専門の皆様に評価をいただき、その内容をもってより安心感をお届けしたいという背景がございました。

「食の専門家」としての観点だけではなく、1か月ご試飲いただいたことで、利便性や取り入れるうえでの工夫などもフィードバックいただき、とても勉強になりました。
特にすっぽん小町はウェブ限定の商品ということもあり、こうした実際に取り入れてくださったお声は大変貴重で、とてもありがたかったです。

実施する前から弊社の課題感に温かく寄り添ってくださり、実施中もスムーズにご進行くださりました。
特に実施前に、管理栄養士の皆様に直接商材をご説明するお時間をいただけたことは本当にありがたかったです。
商品の特性をお伝えすることで、弊社が今回評価いただきたいポイントが明確になり、アンケートの目的にぶれが生じにくくなりました。
この事前オリエンテーションも、弊社からの相談を受けて実現してくださったことに感謝しています。

今回の結果を、お客様の「不安感の払拭」につなげられたらと思います。
お客様に商品をご検討いただくうえでは、一つの情報だけではなく、数字面などを含め複数の情報があることが何よりも重要だと感じています。
もちろん自社として伝えたい理念や商品特性はありつつも、それもあくまで一つの情報です。
今回いただいた数字も、どなたかにとって「安心して購入に進むきっかけ」になればうれしいです。

様々な課題感や目的があるかと思いますが、弊社がご一緒させていただいた中で一番感じた大きな価値は、My Landさんとお取り組みができたことです。
「今どのような課題があるのか」「どう解決することが理想なのか」という思いに寄り添ってくださったことが本当にありがたかったです。
スタート地点から「どうなりたいか」を明確にしてくださったことが、今回の施策を進めるうえで重要だったと感じています。
My Landが担ったのは「管理栄養士30名の手配」だけではありません
- クライアントが抱えていた課題の整理
- 取り組みによって実現したい状態の明確化
- 専門家評価を何のために取得するのかという調査目的の設計
- 目的に合わせた管理栄養士30名の選定・依頼
- クライアントと管理栄養士をつなぐ商品説明会の設計
- 1か月間の試飲プロジェクトの進行管理
- アンケート項目の設計・回答回収
- 回答結果の集計・分析とレポート化
「専門家のお墨付き」を増やすのではなく、生活者が選べる情報を増やす
My Landが今回行ったのは、管理栄養士30名を紹介して「専門家が評価しました」という表示をつくることだけではありません。クライアントが抱える課題を整理し、商品を検討する生活者にどのような情報が必要なのかを考え、その確認に必要な専門家と検証方法を設計しました。
管理栄養士、商品説明会、1か月間の試飲、アンケート、レポートはすべてそのための手段です。クライアントがすでに持つ「すっぽん小町」という商品と「ていねい通販」という顧客接点に、専門家の判断を通じて得られた情報を組み合わせ、生活者の商品選択を支える材料を増やすことを目指しました。
この取り組みを他の商品・サービスへ広げるなら
今回実施したのは「すっぽん小町」を対象とした取り組みですが、同じ考え方は、健康食品をはじめ、食品や飲料など、生活者が「自分に合うのか」「生活へ取り入れやすいのか」を確認してから購入したい商品にも応用できます。
- 新商品発売前に専門家がどこを評価するのか確認する
- 既存商品の訴求内容と専門家が注目するポイントの違いを調べる
- 一定期間利用した専門家の声から、商品の取り入れ方を整理する
- ECの商品ページに必要な情報を検討する
- 専門家の評価を活用した後の購入行動や反応を検証する
- 同じ調査設計を別商品へ展開し、商品ごとの評価傾向を蓄積する
これらは今回実施した内容そのものではなく、今回の調査設計を他の商品や顧客接点へ応用する場合の可能性です。商品、対象となる生活者、既存の顧客接点、検証したい内容によって必要な方法を設計します。

このような課題をお持ちの企業様へ
- 自社商品のどこが専門家や生活者から評価されるのか確認したい
- 企業からの説明だけではなく、専門家の視点を商品情報へ加えたい
- 専門家へ何を聞けば販促や商品改善に使えるのか分からない
- 短時間のモニターではなく、一定期間利用したうえで商品を評価してほしい
- 管理栄養士の意見を取得して終わらず、次の施策へ活用したい
- 複数の専門家が参加する調査を自社だけで運営することが難しい
- 専門家活用を検討しているが、まず何から始めればよいか分からない
対応可能な支援
今回実施した支援
- クライアントの課題整理
- 調査目的・確認項目の整理
- 管理栄養士30名の選定・依頼
- 参加者への条件説明・連絡調整
- 商品説明会・事前学習会の企画・運営
- 1か月間の商品試飲の進行管理
- アンケート項目の企画・設計・回答回収
- 回答結果の集計・分析・レポート作成
関連してご相談いただける支援
- 商品・サービスに関する生活者課題の整理
- 専門家を活用する目的の設計
- 専門家への個別インタビュー
- 専門家との座談会
- 商品ページ・ランディングページへの専門情報の実装
- 記事・販促資料の専門情報確認
- 継続的な商品評価・モニター調査
- 専門家評価を活用した後の検証設計
- 他の商品・顧客接点への横展開設計
このようなご相談にも対応できます
管理栄養士に商品を試してもらいたいのですが、人数や質問内容が決まっていません。
人数やアンケート内容が決まっていない段階からご相談いただけます。まず「何を確認したいのか」「結果をどこで活用したいのか」を整理し、その目的から対象者数、期間、実施方法を設計します。
専門家を集めるところだけ依頼できますか?
案件に応じて専門家の選定は行いますが、My Landでは人を集めること自体を目的にはしていません。専門家の知見をどの商品・サービス・顧客接点へ生かすのかを整理したうえで、必要な体制をご提案します。
調査結果をECサイトや販促物へ活用することも相談できますか?
ご相談可能です。今回の案件では調査・分析・レポート作成までを実施しました。調査後の専門家コメント、記事、商品ページなどへの展開については、回答者との契約や利用許諾の範囲を確認したうえで設計します。
専門家調査を実施すれば売上が上がりますか?
専門家調査を行ったことだけで売上向上を保証することはできません。今回確認できたのは、管理栄養士30名による評価データと利用体験を整理できたことです。実際の購入行動への影響については、調査結果を活用した後に別途検証する必要があります。
「管理栄養士に何か頼みたい」ではなく、「商品をどう変えたいか」からご相談ください
「管理栄養士に商品を評価してほしい」という相談でも、本当に必要なのがアンケートなのか、インタビューなのか、一定期間の商品体験なのかは、企業様が抱える課題によって異なります。My Landでは、まず商品・サービス、対象となる生活者、現在の顧客接点、企業様が実現したい状態を整理します。
そのうえで、必要な専門家を編成し、どの接点へ専門性を組み込むのか、何を小さく検証するのかをご提案します。今回のような専門家調査から始め、その結果を情報発信や商品改善へ活用し、さらに別の商品へ展開していくことも可能です。







