2026年度「社会起業塾イニシアティブ」に採択されました

株式会社My Landは、NPO法人ETIC.とパートナー企業が協働で企画・運営する「2026年度 社会起業塾イニシアティブ」のスタートアップコースに、特別メンバーとして採択されました。My Landが掲げる「健康な時から、管理栄養士と出会える社会へ」という構想をさらに磨き、食・健康分野における社会課題の解決と、持続可能な事業の両立に取り組んでまいります。
2026年度「社会起業塾イニシアティブ」に採択されました
2026年9月3日、「2026年度 社会起業塾イニシアティブ」の採択団体が発表され、株式会社My Landはスタートアップコースの特別メンバーとして採択されました。2026年度のスタートアップコースには、子育て、教育、医療・介護、文化継承、国際協力など、さまざまな社会課題に取り組む12団体が採択されています。
- プログラム名:2026年度 社会起業塾イニシアティブ
- 参加コース:スタートアップコース
- 参加区分:特別メンバー
- 採択発表日:2026年9月3日
- 参加者:株式会社My Land 代表取締役 住吉彩
- 事業テーマ:健康な時から、管理栄養士と出会える社会へ
My Landがこの社会課題に取り組む理由
My Landが目指しているのは、健康寿命を延ばし、この世を去る最期の日まで、自分の口から食べたいものを食べられる人を増やすことです。その原点には、代表・住吉が管理栄養士として医療現場で働いた経験があります。
病院で多くの患者様と接する中で、「もっと早く食事のことを知っていれば」「元気なうちに相談できる人がいれば」という言葉を繰り返し耳にしました。病気になってから食生活を変えるのではなく、健康な時から日常の中で食や健康について考え、専門家とつながれる仕組みが必要ではないか。そう考えたことが、現在の事業につながっています。
また、代表自身にも、食べることの意味を深く考えるきっかけとなった家族との経験があります。入院していた祖父が久しぶりに「食べたい」と口にしたものを家族で用意したものの、結果として口にすることができないまま亡くなりました。食事は単に栄養を摂るためだけではなく、楽しみであり、人とのつながりであり、その人らしく生きることそのものでもある。この経験も、「食べる喜びを失ってから支えるのではなく、失う前から支えたい」というMy Landの原点の一つです。
My Landが取り組んでいること
My Landは2024年に設立し、「健康なときから管理栄養士と出会える社会」を掲げて事業を展開しています。現在は全国約170名の管理栄養士ネットワークを活用し、食品・ヘルスケアをはじめとする企業様とともに、生活者の日常へ食と健康の専門性を届ける取り組みを進めています。
企業様の食・健康事業を企画段階から支援
食や健康に関する新しい事業を始めたい、既存の商品・サービスに健康価値を加えたいと考えていても、「どのような専門家と、何から始めればよいか分からない」という企業様は少なくありません。
My Landでは、企業様へのヒアリングを起点に、事業上の課題と生活者の健康課題を整理し、企画設計から適任の専門家選定、実行、進行管理、品質確認、検証・改善までを一貫して支援しています。
管理栄養士の専門性を日常へ届ける
管理栄養士は、病院や福祉施設での栄養管理だけでなく、商品・サービス開発、レシピ・献立開発、情報発信、食育、健康支援、研修など、幅広い領域で専門性を発揮できます。
一方で、その専門性を企業様の事業や生活者の日常の中でどのように活用すればよいかは、十分に知られているとは言えません。My Landは、管理栄養士を単に紹介するのではなく、専門性が実際の商品・サービス・体験として社会に届くところまでを設計することを重視しています。
企業様・専門家・生活者に価値が循環する仕組みをつくる
My Landが目指すのは、企業様だけ、専門家だけ、生活者だけのための事業ではありません。企業様には事業として継続できる価値を、管理栄養士には専門性を生かせる役割と仕事を、生活者には健康な時から食や健康について考えられる選択肢を届けることが重要だと考えています。
それぞれの価値が重なる場所を設計し、一過性の施策ではなく継続可能な仕組みとして社会に実装していくことが、My Landの役割です。
今回の採択を通じて向き合うこと
これまでMy Landでは、食品・ヘルスケア・小売・メディアなどの企業様と、商品監修、レシピ開発、食育企画、コンテンツ制作、事業開発支援など、さまざまな取り組みを行ってきました。その実践を通じて、管理栄養士の専門性に対するニーズがある一方、専門知を事業として持続可能な形に変えるためには、さらに仕組みを磨く必要があると感じています。
社会的に必要とされる活動であっても、それだけでは継続的な事業にはなりません。企業様にとっての価値、生活者に生まれる変化、管理栄養士が担う役割を明確にし、それらを成果として検証しながら、継続可能な事業へ育てる必要があります。
社会起業塾での約7か月間を通じて、My Landが向き合う社会課題の構造や、自社だからこそ担える役割を改めて掘り下げ、実践と振り返りを重ねながら事業を磨いていきます。
- 「健康な時から管理栄養士と出会える社会」の解像度をさらに高める
- 企業様・管理栄養士・生活者それぞれに生まれる価値を明確にする
- 企画から実装・検証・改善までを継続的に支援できる事業モデルを磨く
- 代表個人だけに依存せず、チームで価値を提供できる仕組みを構築する
- 実際の企業様との取り組みを通じて、社会的価値と事業成果の両面を検証する
My Landが実現したい未来
My Landが最終的に実現したいのは、日常のあらゆる場所に管理栄養士の知見が自然に溶け込み、誰もが病気になる前から、自分に合った食の選択を無理なく続けられる社会です。
スーパーで食品を選ぶ時、商品やサービスを利用する時、職場や学校、地域で過ごす時、オンラインで情報に触れる時。生活者がわざわざ「栄養相談に行こう」と思わなくても、その選択肢の裏側に管理栄養士をはじめとする専門家の知見が生かされている状態を目指しています。
健康のために食べる楽しみを我慢するのではなく、おいしく食べることと健康でいることが自然に両立する社会へ。そのために、My Landは企業様の商品・サービス・事業と専門家の知見をつなぎ、生活者の日常へ健康価値を届ける仕組みづくりを続けていきます。
今後について
社会起業塾では、先輩社会起業家とのメンタリングや参加者同士の対話、現場での実践などを通じて、自らの原点や使命、社会課題への向き合い方、事業のあり方を深めていきます。
My Landも、この期間を単に知識を得るための時間ではなく、これまでの実践を問い直し、次の事業の形をつくる実践期間として位置づけています。プログラムで得た気づきを実際の企業様との共創や事業づくりに反映し、「健康な時から管理栄養士と出会える社会」の実現に向けて一歩ずつ取り組んでまいります。
食・健康分野の事業づくりをご一緒しませんか
My Landでは、食・健康・ヘルスケア分野で、新たな商品・サービス・事業を検討されている企業様からのご相談を受け付けています。「健康価値を加えたいが、何から考えればよいか分からない」「管理栄養士などの専門家を活用したいが、どのような関わり方が適切か分からない」といった企画前の段階からご相談いただけます。
課題整理、企画設計、専門家の選定、実行体制づくり、進行管理、品質確認、検証・改善まで、事業の状況に応じて一緒に設計します。







